どうでもよすぎ

どうでもいいことを書きます

私の父は無趣味

「こうなりたい」と未来を思い描くよりも、「こうなりたくない」と強く願っていることが多い気がする。

 

定年を数年後に控えた私の父親は、これといった趣味もなく月に数回しかない休みをYoutubeで文字が流れる動画を見ながら過ごしている。

 

togetter.com

50代にして友達も休みも趣味もない。そんな父親を見て育った私は「絶対こうなるもんか」と休みの多い公務員を志望したり、ダーツや音楽鑑賞、インターネットなど一生続けられるような趣味を探してみたりもした。

 

しかし今の所、趣味がなにかに結びついたりすることもないし、公務員にもなれなかった。

 

結局、私が父と同じ年齢になるころには無趣味のつまらないおじさんになるのかもしれない。

 

ここまで父のことを散々に書いたが、父と私に決定的な違いがある。

それは、父に家庭を支えていく覚悟があったことだ。

 

私が生まれる前、20代の頃の父はサーフィンを趣味としていた。

友達もたくさんいて毎晩ディスコで遊んでいたと聞いたことがある。

 

そんな父が、こんなにも変わってしまったのか。

 

結婚して子供ができ、社会の荒波に揉まれ、家庭を支えていくうちに自分を犠牲にしてしまった結果が今の姿なのかもしれない。

 

私は、父のように家庭を支えていく覚悟を持っていない。

 

自分の楽しみを犠牲にしてでも、家庭を支え、私を大人になるまで育てたことは本当にすごいと思う。

 

私は父のようにはきっとなれない。

 

 お父さん、ありがとう。

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